『相葉マナブ』を見ていて気になった「浜なし」。
横浜で相葉くんたちが梨を収穫していましたが、そこで登場したのが**「あきあかり」や「豊水」**。
「浜なし」という品種の梨なのかな?と思ったのですが、実は違いました。
浜なしは、横浜市内で作られる梨のブランド名。
では、番組に登場した「あきあかり」や「豊水」はどんな梨?
よく聞く「幸水」とは何が違う?
そして、食べてみたいと思ったらどこで買えるのでしょう?
農家さんから直接取り寄せる方法まで調べてみました。
「浜なし」は品種ではなく、横浜の梨
まずは、ここから。
🍐 浜なし=横浜市内で生産される梨のブランド名 です。
横浜農業協同組合の果樹部に所属し、一定の条件を満たした生産者によって作られています。
「浜なし」という一種類の梨があるわけではなく、
浜なし
└ 幸水
└ 豊水
└ あきあかり
└ そのほかの品種
ということなんですね。
そして浜なしには、もうひとつ特徴があります。
市場へ大量に出荷するのではなく、農家さんの庭先などでの直売が中心。
樹の上で十分に熟してから収穫し、採れたてを販売できます。
需要に生産が追いつかないほど人気があり、スーパーや青果店ではほとんど購入できないことから、**「幻の梨」**と呼ばれることもあります。
🍐 幸水・豊水だけじゃない。「あきあかり」って?
浜なしといえば、よく知られているのが幸水と豊水。
でも今回『相葉マナブ』を見ていて、もうひとつ気になる名前が出てきました。
「あきあかり」
です。
あまり聞いたことがない梨ですが、農研機構が育成した赤梨の品種。
実はこの梨、誕生した理由がおもしろいんです。
幸水と豊水は、日本梨を代表する人気品種。
ところが両者の収穫期には少し間がありました。
そこで、幸水と豊水の間をつなぐ、おいしい梨を作ろうとして育成されたのが「あきあかり」です。農林水産省
名前だけ聞くと秋の遅い時期の梨のようですが、分類は早生の赤梨。
育成地での収穫中央日はおおむね8月下旬で、幸水より約1週間遅く収穫されます。農林水産省
3つの梨、どれを食べてみたい?
特徴をざっくり比べると、こんな感じです。
| 🍐 幸水 | 🍐 あきあかり | 🍐 豊水 | |
|---|---|---|---|
| 味わい | 甘みが強く酸味少なめ | 甘みが強く酸味少なめ | 甘み+ほどよい酸味 |
| 果汁 | 多い | 多い | とても多くジューシー |
| 大きさ | 約300g | 約400g | 400g以上が目安 |
| 旬 | 早め | 幸水より少し後 | さらに後 |
| こんな人に | 甘い梨が好き | 甘くて果汁の多い梨を食べたい | 甘酸っぱくジューシーが好き |
あきあかりの糖度は平均13.2%。
農研機構の試験では幸水より約1%高く、果汁が多いうえ、食べたときには酸味をほとんど感じないとされています。農林水産省
こうして見ると、
幸水 → あきあかり → 豊水
と、時期を少しずつずらしながら梨を楽しめるように作られたことが分かります。
これは食べ比べてみたくなります。
📦 では「浜なし」はどこで買える?
ここが一番気になるところ。
「直売中心」と聞くと、
横浜まで買いに行かないと食べられないの?
と思いますよね。
でも調べてみると、そんなことはありませんでした。
浜なし農家さんの中には、オンラインショップや宅配で全国発送しているところがあります。
本多梨園
幸水や豊水などを栽培する浜なし農家さん。
公式オンラインストアがあり、その年の収穫状況に応じて浜なしを購入できます。
栗原園
こちらも幸水・豊水などを栽培。
浜なしを全国へ発送しています。
今年の販売が終了していても、来年の販売開始時期にもう一度チェックしておきたい農園です。
三橋園
浜なしだけでなく、浜ぶどうも栽培している農園。
オンラインショップから購入できます。
中村園
梨とぶどうを合わせて多くの品種を栽培。
浜なしだけでなく、藤稔やシャインマスカットなどの浜ぶどうも扱っています。
※梨は収穫時期が短く、販売状況も天候や収穫量によって変わります。注文前に各農園の最新情報を確認してください。
🍐 「あきあかり」も通販できる?
ここは今回、新しく気になるところ。
『相葉マナブ』で見て、
「あきあかりを食べてみたい!」
と思った方もいるのではないでしょうか。
ただ、あきあかりは幸水や豊水ほど流通量の多い品種ではありません。
しかも、本来の収穫時期は幸水と豊水の間。
そのため、10月だから今から普通に買える梨、というわけではありません。
農園によって栽培品種や販売時期が違うので、「浜なし あきあかり」あるいは「あきあかり 梨 産地直送」で、その年に販売している農家さんを探すのがよさそうです。
【楽天市場「あきあかり 梨」検索リンク】
今から豊水を食べたいなら?
浜なしの豊水が終わっていても、豊水という品種そのものならまだ見つかる可能性があります。
梨は産地によって収穫時期が違い、長野県などでは10月まで豊水が出荷される地域があります。
なので、
「浜なし」に限定せず、全国の豊水を探す。
これもひとつの方法です。
生鮮品なので、特定の商品を固定して紹介するより、その時点で購入できるものを探せる検索リンクのほうが使いやすいでしょう。
豊水も終わっていたら、次の梨へ
そして、ここで「今年の梨は終了」ではありません。
豊水のあとにも、
あきづき、新高、南水、新興、王秋……
と、梨は品種を変えながら続いていきます。
たとえば「あきづき」は、育成地では9月中・下旬に成熟するやや晩生の赤梨。豊水と新高の間に収穫されます。農林水産省
だから10月にこの記事を読んだなら、
「豊水が売り切れていた」
で終わらず、
今ちょうど旬を迎えている梨を探してみる。
そんな楽しみ方もできます。
🍇 「浜ぶどう」も品種名ではありません
そして、もうひとつ。
浜ぶどう。
こちらも「浜ぶどう」という一種類のぶどうがあるわけではありません。
横浜で栽培されているぶどうで、藤稔、ピオーネ、竜宝、紅伊豆、シャインマスカットなど、さまざまな品種があります。
浜なしと浜ぶどうの両方を扱っている農園もあります。
となると、
浜ぶどうはどこで買える?
藤稔ってどんなぶどう?
農家さんから取り寄せられる?
こちらも調べてみたくなりますね。
浜ぶどうについては、また別にじっくり追いかけてみようと思います。
「浜なし」を知ったら、食べてみたくなった
最初は、
「浜なしって、梨の品種?」
というところから始まりました。
調べてみたら、横浜で作られるブランド梨。
さらに幸水と豊水だけではなく、その間をつなぐように生まれたあきあかりという梨もありました。
そして、横浜まで行かなくても、農家さんから取り寄せられる方法があります。
今年の浜なしが終わっていたら、全国から豊水を探してみる。
豊水も終わっていたら、今おいしい梨へ。
そして来年は、少し早めに浜なし農家さんの販売情報をチェックする。
ひとつの梨を知っただけなのに、次に食べてみたいものが増えました。
旬の果物って、こうやって追いかけてみるのも面白いですね。


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