🐟「黄ぶな」の話 ~宇都宮に伝わる小さな幸せの守り神~
こんにちは、いつつはです。
夏の日差しが本格的になってきましたね。
前回綴りましたが、演奏会にいき、いくつかの民話が演出されていました。
そのひとつが宇都宮の「黄ぶな」のお話。
知っているようで知らなかったこの民話、調べてみるととても優しくて、どこかほっとするお話だったんです。

🐟 病を癒した金色の魚
むかしむかし、宇都宮のある村で疫病が流行っていた頃のこと。
村の男の子が病に倒れ、家族は心配でなりません。

そんなある日、お父さんが川で不思議な**黄色の鮒(ふな)**を釣り上げます。
それを煮て子どもに食べさせたところ……なんと病がすーっと治ってしまったのだとか。
その話が広まり、黄ぶなは「病から身を守る幸運の魚」として信仰されるようになりました。
(諸説あります)
🎎 今も暮らしの中に息づく「黄ぶな」
現在でも宇都宮では、「黄ぶな」の張子(はりこ)やお守りが人気。
鮮やかな黄色とコロンとした形がかわいらしく、思わず手に取りたくなります。
特にお正月の「初市」では、悪病除け、無病息災、厄除け招福を願って黄ぶなを飾る風習もあるんですよ。

🌿「黄ぶな」が届けてくれる、前向きな願い
私たちも、ここ数年、病気や不安と向き合ってきましたよね。
だからこそ、「黄ぶな」のような昔話は、どこか心の支えになります。
目に見えない存在にそっと守ってもらうような気持ち。
この小さな金色の魚は、そんな温もりを届けてくれているのかもしれません。
✍️ おわりに ~小さな祈りを暮らしの中に~
宇都宮に伝わる「黄ぶな」のお話。
現代の私たちにも寄り添ってくれるような、やさしい民話でした。
もしお近くに立ち寄る機会があれば、ぜひ黄ぶなに会いに行ってみてくださいね。
お気に入りの一匹を、そっとお部屋に迎えてみるのもおすすめです。
きっと、今日という日がちょっとだけ明るくなるかもしれません🐟✨


コメント