映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』が、2026年11月6日、ついに公開されました!
公開初日、TOHOシネマズ日比谷には、相葉雅紀さん、黒島結菜さん、松本利夫さん、斉藤由貴さん、佐々木蔵之介さん、そして稲垣壮洋監督が登壇。
全国の映画館でも舞台挨拶の様子が生中継されました。
映画の中では、さまざまな事情を抱えた選手たちが、ひとつのチームになっていく物語。
ところが、撮影現場でも本当にひとつのチームができていたようなんです。
そのことがよく伝わってきたのが、舞台挨拶の最後に待っていた、相葉くんへのサプライズでした。
相葉くんへ、チームの仲間たちから寄せ書きのプレゼント!
東京ブルーフェニックスの選手役を演じた皆さんから、相葉くんへ贈られたのは、ユニフォーム型の特製メッセージプレート。
選手役の皆さんの言葉が寄せ書きされ、黒島結菜さんと松本利夫さんもメッセージを寄せていたそうです。
映画の撮影が終わっても、仲間たちの思いは続いている。
そんなことを感じさせる、素敵なプレゼントですね。
相葉くんも、皆さんからの言葉に感激。
自分は当たり前のことをしていただけなのに、こんなに慕ってもらえてうれしいと話し、仲間たちとの関係はこれで終わりではなく、これからも続いていくという思いを伝えました。
映画ではチームを率いる監督役ですが、実際の撮影現場でも、みんなをつなぐ存在になっていたんですね。
では、どうやってそこまで仲良くなったのでしょう?
そのきっかけのひとつが、なんと「ノック」だったんです。
最初は「本物の相葉くんだ!」だったのに……?
相葉くんは、撮影に入る前からノックの練習に取り組んでいました。
選手役の皆さんとの距離を縮めることも、その目的のひとつだったそうです。
最初は、あの相葉くんが目の前にいる!という反応だった皆さん。
ところが、何度も一緒に練習するうちに、だんだん遠慮がなくなっていったのだとか。
相葉くんがノックを空振りしたり、思わぬ方向に打ってしまったりすると、選手たちから容赦ないツッコミが!
最初は緊張していたのに、今度は相葉くんにダメ出しできる関係に。
これって、いい関係ですよね。
ただ優しいだけではなく、言いたいことを言える。
撮影が始まる前に、そんな関係を築けていたことが、相葉くんにとってもうれしかったようです。
役を演じるために始めたノックが、いつの間にか本物のチームづくりにつながっていたなんて。
なんだか、相葉くんらしいなぁと思ってしまいました。
このノックの話、実は撮影の合間にもあったそうです。
撮影が止まってしまったとき、相葉くんが始めたのもノックでした。待っていたエキストラの皆さんを楽しませようと、自ら申し出たのだとか。
そんな撮影の日々のことは、デイリースポーツのインタビューでも語られています。
▶ ノックから生まれた相葉くんと選手たちの関係は、こちらにまとめています
松本利夫さん、野球より大変だった練習とは?
舞台挨拶では、思わず笑ってしまうエピソードも。
松本利夫さんは、体を動かすことは好きでも、実は球技が苦手なのだそうです。
映画では聴覚障害のある泉邦衛役を演じていますが、役作りで取り組んだのは野球の練習だけではありませんでした。
なんと、長嶋茂雄さんのものまね!
泉が長嶋さんに憧れているという設定から、投げ方や仕草を練習したのだとか。
しかも、松本さんによると、野球よりもものまねの練習のほうが大変だったそう。
これには相葉くんも、野球ができたうえでのものまねなのだから、さらに難しい練習ですよね、とツッコミ!
稲垣監督もユーモアを交えて応じ、会場は笑いに包まれたそうです。
真剣に作品に向き合っているからこそ、こんな裏話も楽しいですね。
映画化まで約8年!稲垣監督の思い
今回の舞台挨拶では、稲垣壮洋監督が映画化までに約8年という時間を費やしたことも語られました。
8年ですよ!
映画を作りたいという思いを持ち続け、さまざまな困難を乗り越えて、ようやく迎えた公開初日。
監督は、身体障害者野球の選手や関係者、スタッフ、そして映画を待ってくれていた人たちの存在が、作品を完成させる力になったと振り返っています。
さらに、今回の映画では、実際に障害のある方も多数出演しています。
オーディションには200人以上が参加。
稲垣監督は、出演者が自分の気持ちや経験を自然に表現できることを大切にし、セリフを言い終わっても、すぐにはカットをかけないようにしていたそうです。
用意された言葉だけではなく、その人自身から生まれる表情や思いも大切にしたかったのでしょうね。
映画のタイトルは『4アウト』。
野球なら3アウトでチェンジですが、この作品には、そこで終わらず、もう一度挑戦するという思いが込められています。
約8年という時間を聞くと、映画を完成させたこと自体にも、諦めずに続けてきた人たちの物語が重なって見えてきます。
この物語のもとになった実話をたどると、原作・脚本を手がけた平山讓さんと障害者野球との出会いに行き着きます。
平山さんが『4アウト』誕生の原点を語ったインタビューも出ました。映画を観たあとに読むと、監督が約8年をかけて届けたかったものが、もう少し見えてきそうです。
▶ 平山讓さんが語る『4アウト』誕生の原点は、こちらにまとめています
黒島結菜さんが、選手たちからもらった刺激
黒島結菜さんが演じるのは、チームマネージャーの高橋明日香。
映画の中では選手たちを励ます役ですが、実際の撮影現場では、黒島さん自身が選手役の皆さんから刺激を受けていたそうです。
野球経験も演技経験もない方たちが、撮影の前や休みの日にも一生懸命練習していたこと。
そんな姿を見て、黒島さんも、もっと頑張りたいと感じたのだとか。
誰かが頑張っている姿って、周りの人にも力をくれるものですよね。
映画の中だけでなく、撮影現場でも、お互いに刺激を与え合うチームになっていたことが伝わってきます。
斉藤由貴さんと佐々木蔵之介さんが語った、心に残る言葉
斉藤由貴さんが演じるのは、障害者スポーツセンターの所長・阿武隈薫。
チーム結成に反対する立場の人物です。
斉藤さんは、母方の祖父母がろう者だったことを明かし、障害のある人を心配する阿武隈の気持ちも理解できたと語りました。
その一方で、挑戦することの大切さを描いたこの作品には、今だからこそ伝えたいメッセージがあると感じていたそうです。
そして、佐々木蔵之介さんが語ったのは「期待」と「希望」の違い。
期待は、自分の理想や望む結果を相手に求めること。
一方、希望は、相手の未来を願い、祈ること。
そんな考え方を聞くと、映画の中で岩橋広司が語る言葉にも、また違った深みが生まれますね。
相手に自分の望む結果を求めるのではなく、その人自身の挑戦を見守る。
簡単そうで、なかなか難しいことかもしれません。
相葉くん、始球式は3度目の正直?
舞台挨拶では、これから挑戦したいことについてのお話もありました。
黒島結菜さんが挙げたのは、フルマラソンの完走。
ご家族で毎年参加しているそうですが、まだ自分だけ完走できていないのだとか。
斉藤由貴さんは、これからも俳優として演じ続けたいという思いを語り、佐々木蔵之介さんは体の柔軟性を高めることを目標に。
松本利夫さんは、11年ぶりのドームステージへの挑戦を話していました。
そして相葉くんは、始球式への再挑戦!
これまで2度経験しているものの、1回目はワンバウンド、2回目は左方向にそれてしまったそうです。
次こそは、ノーバウンドでキャッチャーまで届けたい!
いやぁ、これは見たいですね。
ノックはあんなに練習した相葉くんですもの。
今度こそ、納得のいく一球を投げられるといいですね。
もし3度目の始球式が実現したら、これはもう応援せずにはいられません。
映画の中でも、撮影現場でも、ひとつのチームに
今回の舞台挨拶で、いちばん心に残ったのは、やっぱり選手役の皆さんから相葉くんへの寄せ書きでした。
最初は遠慮があった仲間たち。
ノックを重ねるうちに、遠慮なく言葉を交わせるようになり、撮影が終わってもつながりが続いている。
映画の中で描かれたチームの成長が、実際の撮影現場でも起きていたように感じます。
そして、約8年という時間をかけて映画を届けた稲垣監督。
出演者もスタッフも、それぞれの思いを持ち寄って完成した『4アウト』。
公開初日の舞台挨拶は、映画のもうひとつの物語を聞かせてもらったような、温かな時間になったようです。
映画をこれから見る方は、ぜひ選手たちと監督の関係にも注目してみてください。
そして、もう見た方は、舞台挨拶のエピソードを思い出しながら振り返ってみると、また違った発見があるかもしれませんね。
映画を観たあとに
舞台挨拶で語られたチームの物語は、映画のもとになった実話から生まれました。
実話の背景をもっと知りたい方は、原作をどうぞ。映画では描かれなかった、東京ブルーサンダースが誕生するまでの歩みが綴られています。
(ポチップ挿入位置)平山讓『4アウト ―ある障害者野球チームの挑戦』文庫版を、ここに1つだけ入れます。
※公開情報・作品紹介の記事(https://xn--n8j4ca8b.net/4out-movie-aiba/ )の「原作本」に入っている文庫版のブロックと同じものを複製してください。この括弧書きと※の行は記事に入れないでください。
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▶ 映画『4アウト』ロケ地まとめ|群馬県・茨城県の撮影場所を紹介
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