ウィッグの髪の毛って、どうやって植えているのでしょう?
機械であっという間に作るのかと思ったら、なんと約1ミリの小さな穴に、毛を一本一本結びつけているんですって!
1ミリですよ、1ミリ。
想像しただけで、目がしょぼしょぼしてきそうです。
2026年11月4日放送のNHK『世界で開け!ひみつのドアーズ』は、そんな繊細な仕事を続けるフィリピンのウィッグ職人さんたちを訪ねました。
驚くほどの技術。でも、今回の旅で心に残ったのは、それだけではありません。
遠く日本から届けられた「ありがとう」。
その言葉に感動する職人さんたちの姿が、とても印象的でした。
1ミリの穴に毛を結ぶ!フィリピンの職人さんの技術
今回の舞台は、フィリピンのイロイロ市。
日本向けのウィッグを製作する工場では、職人さんたちが細かな手作業を続けています。
約1ミリの穴に、専用の道具で人工毛を結びつけていく。
しかも、ただ植えればよいわけではありません。自然な髪に見えるよう、毛の向きや流れまで考えながら仕上げるのです。
これを毎日続けているなんて!
私だったら、何本目で音を上げることやら。
若い職人さんたちは、約1年かけて技術を磨くそうです。
完成したウィッグを見て「自然な髪ね」と思うことはあっても、その自然さの裏に、これほどの手間と技術が隠されていたとは知りませんでした。
番組では、約1か月間装着したまま生活できるというウィッグの製造現場も紹介されました。
ウィッグの種類も使い方もさまざま。でも、どんな製品にも、それを作る人の工夫と技術があるのですね。
日本から届いた「ありがとう」に、職人さんたちが感動
今回の『ひみつのドアーズ』で、いちばん心に残ったのは、日本からの感謝を受け取った職人さんたちの姿でした。
考えてみれば、私たちは買ったものを作ってくれた人の顔を、ほとんど知りません。
職人さんたちも、自分たちが作ったウィッグを日本でどんな人が使っているのか、直接知る機会は限られているでしょう。
そのウィッグを必要としている人がいる。
髪型を整えるためだけでなく、自分らしく外出したり、人と会ったりするために、大切に使っている人もいるのです。
そんな日本からの「ありがとう」が、フィリピンの職人さんたちへ届けられました。
感謝を受け取った職人さんたちは、感動していました。
毎日続けている仕事が、遠く離れた誰かの役に立っている。
そのことを、改めて感じる機会になったのかもしれません。
作る人には、使う人の思いが届く。使う人には、作る人の存在が見えてくる。
今回の「ありがとうデリバリー」は、そんな二つの世界をつないでくれました。
ウィッグ歴25年のIKKOさんも感動
今回のゲストは、長年ウィッグを愛用している美容家のIKKOさん。
使う人にとって身近なものだからこそ、製作現場を知る驚きも大きかったのでしょうね。
相葉雅紀さんも放送前の取材コメントで、ウィッグが見た目だけでなく、使う人の人生にも関わる存在であることに触れていました。
ウィッグは単なる髪の代わりではないのですね。
誰かにとっては、おしゃれを楽しむもの。
また誰かにとっては、安心して外出するための心強い存在。
その一つひとつを、遠いフィリピンで職人さんたちが丁寧に作っている。
今度ウィッグを目にしたら、あの小さな網目に毛を結んでいく手仕事を思い出しそうです。
部分ウィッグって、もっと身近なもの?
番組をきっかけに、ウィッグそのものが気になった方もいらっしゃるかもしれません。
ウィッグには、頭全体を覆うものだけでなく、分け目や頭頂部のボリュームを補う部分ウィッグもあります。
年齢とともに髪の変化が気になってきたとき、そんな選択肢があると知っておくのもよさそうです。
実際に選ぶときには、髪色やサイズ、素材、毛の植え方など、確認したいことがいろいろあります。
「ありがとう」が届くって、うれしいことですね
私たちの身の回りには、誰かが作ってくれたものがあふれています。
けれど、その向こうにいる人のことを考える機会は、案外少ないものです。
今回の『ひみつのドアーズ』で見えたのは、ウィッグを作る職人さんたちの技術と努力。
そして、日本から届いた感謝に感動する姿でした。
普段は会うことのない人同士でも、仕事を通してつながっている。
そのつながりを「ありがとう」という言葉が見える形にしてくれたように感じます。
小さな1ミリの手仕事が、海を越えて誰かの毎日を支えている。
ウィッグの見方が、少し変わるような旅でした。
番組情報
- 番組名:NHK『世界で開け!ひみつのドアーズ』
- 放送日:2026年11月4日(水)
- 放送局:NHK総合
- 司会:相葉雅紀
- 出演:井桁弘恵
- ゲスト:IKKO
- テーマ:フィリピンのウィッグ製作者に感謝を届ける旅


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