中医学では、「食べること」と同じくらい「どう過ごすか」も大切にします。
同じ食事をしていても、体の“巡り方”が違うのは、
暮らしのリズムが関係していることが多いんです。
私も少しずつ意識してみたら、
朝の目覚めや体の軽さが全然違ってきて、
「生活の中に中医学が息づく」ってこういうことなんだなぁと感じています🌿
🌅 朝(6:00〜8:00)〜「気」を巡らせる時間〜
1日のスタートは“気の流れ”をスムーズにすることから。
朝起きたら、まずは白湯を一杯。
内臓をやさしく温めながら、眠っていた体をゆっくり起こします。
軽く伸びをしたり、窓を開けて深呼吸をするのもおすすめです。
肝(かん)の気が動き出して、「よし、今日も一日がんばろう」と自然にスイッチが入ります🌞
☀️ 昼(12:00〜17:00)〜「脾」をいたわる時間〜
お昼は“脾”が一番元気な時間帯。
しっかり噛んで、ゆっくり味わうことが何よりのケアになります。
もしデスクワークが多い方は、
午後に軽く背伸びや深呼吸をしてみましょう。
気が滞ると集中力が下がったり、体が重くなったりするので、
ほんの1分のストレッチでも脾が助かります。
🌙 夜(21:00〜23:00)〜「肝」を休ませる時間〜
夜は“肝”が静かに働く時間です。
湯船にゆっくり浸かって、深呼吸。
お気に入りのアロマを焚いて、今日一日の気を鎮めましょう。
中医学では、23時〜3時が「肝が血を蓄える時間」。
この時間に眠っていると、脂肪代謝や解毒がスムーズに進みます。
早めに照明を落として、やわらかい音楽を流すのもおすすめです🎵
🌿 今日からできる3つの実践ポイント
1️⃣ 白湯と深呼吸で1日を始める
気と血の流れを整える一杯。簡単だけど、体が本当に喜びます。
2️⃣ 昼に“ちょこっと動く”時間を作る
1分のストレッチでもOK。脾と肝のリズムを守る秘訣です。
3️⃣ 23時までに眠る“肝のゴールデンタイム”
この時間の眠りが、代謝とデトックスのカギ。眠りの質が変わります。
🪷締めの一言:
1つでも続ければ、体はちゃんと変わってくれます。
暮らしの中に中医学をひとしずく。

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