急に、胃カメラ検査と大腸検査をすることになった
毎年受けている健康診断。
そして、毎年のように何かしらで引っかかって精密検査を受けることになりました。
胃のバリウム検査で引っかかっては胃カメラでポリープ、
心電図で引っかかっては心エコーを受けても問題なし。
数年に一度は引っかかるものの、いつもの先生が経過を見てくれているので特に心配なし。
肺のレントゲンでも時々引っかかるけれど、これも問題なし。
3年前には、肝臓に嚢胞(のうほう)があるということで総合病院を受診。
超音波検査と造影CT検査を受けた結果、肝臓は悪いものではなく経過観察となっていました。
そのかわり、「子宮のポリープが気になる」と言われ、婦人科を受診。
子宮体がん・子宮頸がん検査も行ったが特に問題はなく、2年が経過してひとまず終了。
そして今年は「胆のうポリープを疑う」とのことで消化器内科を受診することになりました。
ドクターの一言にドキッ
超音波検査をした結果、胆のうは問題なかったものの、
肝臓に異常像を発見したとドクター。
たぶん前回の嚢胞ではないかと思ったけれど、
肝臓のどの場所なのか、同じものかも分からないので静かに話を聞いてみました。
すると、どうやら悪性腫瘍の転移を疑っているらしい。
「大腸からの飛んできたの可能性がある」と言われてびっくり。
つまり、大腸がんからの肝臓転移ということですよね。
(え?こんなこと、普通に患者さんに言っちゃうの?)
(しかも症状の有無も聞かれないなんて…)
(“安心のために検査しましょう”って言ってるけど、完全に疑ってる感じ?)
腫瘍マーカー検査、
そして胃カメラと大腸検査を同時に行うとのこと。
どうやら“迅速に”調べたいようだ。
私も完全否定はできないので、検査を受けることにした。
(でも疑問。なんで肝臓の方を先に精査しないんだろう?
普通そっちが先じゃないの?)
検査を受けることに
ということで、胃カメラと大腸検査を受けることになった。
もし本当に転移だとしたら?
そんなに進行しているのに、大腸の症状はまったく出ないの?
…いろいろ考えても仕方ない。
「明日の枠が空いていますが、急すぎますよね?」と受付の方に言われたけれど、
ちょうど仕事が休みの日だったので、勢いで予約してしまいました。
大腸検査、初体験!
大腸検査は初めてだったのでドキドキ。
事前の準備もあまり知らないままの検査。
本来なら5日前から服薬、数日前から食事制限が必要らしいけれど、
とりあえず検査食を購入して昼食と夕食に。
レトルトパックだったが、意外とおいしかったよ」。
次回は普通の食事で調整しても良さそうかな。
寝る前に下剤を服用。
夜中に少しお腹が痛くなったけれど、大きな問題なし。
翌朝、病院でさらに下剤を飲み始めました。
最初は胃がパンパンになって不安だったけれど、意外と頑張れるものですね。
検査は鎮静下で
友人から「鎮静での胃カメラは楽だよ」と聞いていたので、
私も鎮静下で受けることに。
あの嘔吐感はもう耐えられない…。
鎮静下では鼻からカメラを挿入するとのこと。
口からだと噛んでしまうことがあるからだそう。
検査台に乗って「痛かったら言ってくださいね」と言われたけれど、
その後の記憶がほとんどありません。
大腸カメラ検査も終わっていたよう。
気がついたらリカバリー室で眠っていました。
看護師さんが来てくださり、「着替えて帰って大丈夫ですよ」と声をかけてくれました。
どうやら、ポリープの切除はしていない様子。
会計明細を見ても組織検査の記載がなかったので、少しホッと☺️
結果は…!
後日、結果を聞きに再診。
前回の先生とは違う先生が説明してくれました。
結果は――
「特に問題なし。1年後にまた検査をしましょう!」とのこと。
あぁ、スッキリした!
胃は軽度の慢性胃炎、
腸には憩室(けいしつ)が見られるため、
「今後は胃のバリウム検査は避けてくださいね」とのこと。
憩室炎による痛みや出血が起きることがあるので注意が必要。
腫瘍マーカーも問題なし。
そして思ったこと
人気のイケメンドクターだったらしいけれど、
いきなり肝臓の画像を見て「転移の可能性がある」とほのめかした先生には、
やっぱり少し不信感が残っています。
でも、他のスタッフさんたち――
初診の先生、看護師さん、検査技師さん、説明してくださった若手の先生。
みんなとても感じがよく、丁寧でした。
だから、来年の検査もまたこの病院でお願いしようかなと思っています。
まとめ
「もし転移だったら?」という不安な気持ちは、誰にでもあると思います。
でも、検査を受けて“はっきりさせること”は大切だと感じました。
早めに動いて、きちんと結果を確認できたことで、
また安心して日常に戻ることができました。


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