ハンターマウンテンの帰りは塩原温泉へ。温泉とスープ入り焼きそばを楽しむ一泊旅

おでかけ

「今日、このまま温泉に泊まれたらいいのに」

スキーやスノーボードを楽しんだ帰り、そんなことを思ったことはありませんか。

日帰りできるハンターマウンテン塩原。でも、せっかく塩原まで来たのなら、たまには帰りを翌日にしてみるのもいいものです。

滑ったあとは温泉に入って、夕食を食べて、部屋でごろごろ。翌朝もひと風呂浴びて、お昼は名物のスープ入り焼きそば。

ゲレンデだけでは終わらない、冬の塩原を楽しんでみませんか。

塩原温泉は、ひとつの温泉ではありません

「塩原温泉」という名前でまとめて呼んでいますが、実は11の温泉地が集まった温泉郷。「塩原十一湯」として知られています。

箒川の渓谷に沿う温泉街もあれば、山道を入った先にある温泉も。同じ塩原でも、選ぶ場所によって景色も宿の雰囲気も変わります。www.city.nasushiobara.tochigi.jp

温泉地読み方その地区にある宿の例
大網温泉おおあみ湯守田中屋
福渡温泉ふくわたTAOYA那須塩原、松楓楼 松屋
塩釜温泉しおがま彩つむぎ、おやど 小梅や
塩の湯温泉しおのゆ塩の湯温泉 蓮月、明賀屋本館
畑下温泉はたおり割烹旅館 湯の花荘、清琴楼
門前温泉もんぜん大江戸温泉物語Premium ホテルニュー塩原
古町温泉ふるまちホテルニューもみぢ、ゆとりろ那須塩原
中塩原温泉なかしおばら湯宿 梅川荘
上塩原温泉かみしおばら離れの宿 楓音、四季味亭ふじや
新湯温泉あらゆ渓雲閣、やまの宿 下藤屋
元湯温泉もとゆ大出館、元泉館、ゑびすや

宿の地区分けは、塩原温泉観光協会の案内によるものです。

名前を知っているホテルも、こうして見ると別々の温泉地にあるのですね。

お湯を目当てに、泊まる場所を選ぶのも楽しい

塩原は、お湯の違いも楽しめる温泉地です。

たとえば新湯は、硫黄の香りが漂う山あいの温泉。元湯には、乳白色や緑色、墨色など、個性のあるお湯が湧いています。温泉街の宿でのんびりする旅とは、また違った楽しみがあります。

ただし、同じ地区でも宿や源泉によって泉質は異なります。「この地区は全部同じお湯」と考えず、気になる宿のお風呂を見比べてみてください。

写真を見て「このお湯に入ってみたい」と思ったら、それも立派な宿選びの理由です。

滑ったあと、どんな夜を過ごしたい?

宿に戻ってからも楽しみたいなら

門前温泉の大江戸温泉物語Premium ホテルニュー塩原は、館内の湯めぐりや、七絃の滝を望むラウンジが楽しみなホテル。

早めにゲレンデを切り上げて、宿のお風呂にも時間を取りたくなります。家族で「先にお風呂にする? 少し休む?」と相談する時間も、泊まりならではですね。

ホテルニュー塩原

福渡温泉には、TAOYA那須塩原もあります。こちらもあわせて見比べたい宿のひとつです。

TAOYA那須塩原

古町温泉のホテルニューもみぢは、夕食が創作和食膳とハーフバイキング。温泉に入ったあと、席でいただく料理と、好きなものを選ぶ楽しみの両方が待っています。

チェックアウトは11時。朝食のあとも、慌ただしく荷物をまとめずに過ごせるのがうれしいところです

ホテルニューもみぢ

今回は、部屋でゆっくりする時間も欲しい

塩の湯温泉の蓮月は、専用スロープカーで渓谷へ下りて向かう宿です。

宿に着くまでのひと幕から、もう旅行気分。全室に天然温泉の客室風呂があり、大浴場や3つの貸切露天風呂も備えています。

「今日はもう、温泉に入るだけ」

そんな夜を楽しみたくなる宿ですね。

塩の湯温泉 蓮月

上塩原温泉の離れの宿 楓音は、全10室が離れで、専用の露天・半露天風呂付き。

たくさん滑る日と、宿でゆっくりする日。どちらも欲張りたいなら、翌日の予定をあまり入れずに泊まりたい一軒です。

全室離れの宿 楓音

小さな宿がお好みなら、中塩原温泉の湯宿 梅川荘も候補に。温泉街から離れた高台にあり、地元食材の料理や貸切露天風呂が紹介されています。

湯宿 梅川荘

「このお湯に入りたい」で決める一泊も

新湯温泉の渓雲閣は、硫黄泉の源泉かけ流しを守る、にごり湯の宿です。

冬の山の景色と、硫黄の香り。温泉に来た実感をたっぷり味わいたい人には、こうした宿も気になります。

渓雲閣

元湯温泉の大出館は、黒い「墨の湯」で知られています。

塩原にこんなお湯があるの?と驚く方もいるかもしれません。ゲレンデをきっかけに訪れて、次は温泉目当てで来たくなる。そんな出会いもありそうです。

大出館の公式サイトを見る

宿を予約する前に、滑り終わったあとの動きを確認

スキー場に近そうだから、と距離だけで決める前に、夕食の時間に間に合うかも確認しておきたいところです。

滑り終わってからも、レンタルの返却や着替え、荷物の積み込みがあります。そこから冬道を移動するので、宿泊予約時には夕食の最終開始時刻を確かめておくと、切り上げる時間を決めやすくなります。

ホテルニューもみぢの公式案内では、ハンターマウンテンまで車で約20分。ただし、ホテルとスキー場の間の送迎はありません。雪や凍結のある日は、通常の所要時間より余裕を取りましょう。www.itoenhotel.com

リフト券付き宿泊プランを選ぶ場合は、券を受け取る場所も大切です。滑る前に宿へ寄る必要があるのか、当日と翌日のどちらに使えるのかまで、予約するプランの説明を確認してください。

車で行く場合

西那須野塩原ICから国道400号を塩原方面へ進み、日塩もみじラインへ。ハンターマウンテンの公式案内では、ICから29kmです。

温泉街からスキー場へは山道になります。冬用タイヤなどの装備を整え、出発前に道路状況を確認して向かいましょう。hunter.co.jp

電車で行く場合

2026–2027シーズンの公式案内では、那須塩原駅から完全予約制の無料シャトルバスを運行予定です。

那須塩原便の運行期間は2026年12月12日〜2027年3月28日。途中には宿泊者向けの「県営古町駐車場」「新湯温泉街」の停留所もあります。

宿の玄関まで送ってもらえるわけではないので、停留所から宿への移動もあわせて確認しておきたいですね。hunter.co.jp

ハンターマウンテンのアクセス・シャトルバス案内を見る

翌日のお昼は、スープ入り焼きそば

塩原に泊まったら、帰る前に食べてほしいのがスープ入り焼きそばです。

実は私、子供の頃は塩原に行くとスープ入り食べていたのですが、大人になってから「スープ入り」がスープ入り焼きそばの略だとわかりました(笑)。

初めて聞くと、「焼きそばなのにスープ?」と思いますよね。

こばや食堂の一杯は、豚肉やキャベツ、麺をソースで炒めて、醤油ベースのスープに入れたもの。見た目だけならラーメンのようですが、食べると焼きそば。この組み合わせが、塩原の名物になっています。nasushiobara-kanko.jp

名前がよく挙がるのは、釜彦とこばや食堂。

観光案内では、どちらも昼の11〜15時が営業時間の目安です。釜彦はスープがなくなり次第終了。お休みも確認して、翌日の昼食として予定に入れるとよさそうです。www.siobara.or.jp

釜彦の店舗案内を見る
こばや食堂の店舗案内を見る

朝食を食べすぎると、お昼に困るかもしれません。でも、旅館の朝ごはんもおいしいんですよね。そこは悩ましいところです。

小太郎ヶ淵は、季節を変えて訪ねたい場所

塩原の話をするなら、小太郎ヶ淵にも触れておきたいと思います。

渓流のほとりにある小太郎茶屋では、草団子やそば、うどんなどをいただけます。自然の中でひと休みする時間も、塩原の楽しみのひとつです。なすしおばら観光NAVI ~那須塩原市観光局公式観光サイト~

ただ、冬のスキー旅行で必ず立ち寄れる場所として予定に入れず、茶屋の営業や道路状況を確認してから。

今回は雪と温泉を楽しんで、次は緑の季節にお団子を食べに来る。そんなふうに、次の塩原旅行の楽しみを残して帰るのもいいですね。

小太郎茶屋の案内を見る

今日は帰らず、もうひと風呂

滑り終わったあと、すぐ帰り道へ向かう代わりに、温泉宿へ。

お風呂で温まって、夕食を食べて、「明日の朝も入ろうかな」と考えながら部屋でくつろぐ。

翌日はスープ入り焼きそばを食べてから帰る。

日帰りで何度も訪れている場所でも、一泊すると過ごし方が変わります。

今度のハンターマウンテンは、塩原温泉とセットで。たまには、帰りを翌日にしてみませんか。

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