こんにちは、いつつはです。
今日は、実家の母のことを少しだけ書いてみようと思います。
母は90歳。
10年前に心筋梗塞を経験してから、ずっと月1回の通院を続けています。
最近は足のむくみが気になるようになってきて、病院の帰り道も、ゆっくりゆっくり歩いています。
いつも気にかけてくれている訪問看護師さんからは
「脱水になると本当に危ないので、水分をしっかり摂らせてくださいね」
と、強くアドバイスを受けていました。
高齢者は、のどの渇きを感じにくいと言いますし、熱中症も心配な季節。
だから家族も「ちゃんと水飲んでね」と声かけしていたのですが……
今回、かかりつけの先生から言われたのは、ちょっと違うお話でした。
「足がむくんでいるから、水分はあまりとらないように。
イオン飲料はダメです。水か麦茶を少しずつ。
冷房の効いた部屋であまり動かないのなら、熱中症もそこまで心配しなくて大丈夫です」
正直、びっくりしました。
えっ?
水分とらなくていいの?
脱水になっちゃわない?
看護師さんと先生で、こんなに意見が違うと、どうしたらいいのか本当に悩んでしまいます。
でも、少し冷静になって考えてみました。
たぶん、二人とも間違っていないんだと思うんです。
先生は、心臓や腎臓の負担を考えて「むくみを悪化させないように」と言ってくれている。
看護師さんは、「脱水で体調を崩さないように」と注意してくれている。
つまり、大切なのは ほどほど”のバランス。
今は、
☑ 麦茶やお水を少しずつ、こまめに
☑ 毎日、体重とむくみの様子をチェック
☑ 部屋の温度と湿度にも気を配って
母の体調と相談しながら、暮らしています。
浮腫があるときは水分控えめに
浮腫がないときは、少し脱水を気にして
高齢の親を見守るって、
一つの正解がないからこそ、悩むことが多いですよね。
でも、こうして周りの医療スタッフの方々とやりとりをしながら、
少しずつでも安心につなげていけたらいいな、と思います。
同じように悩んでいる方のヒントになればうれしいです。
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