【七十二候】蚯蚓出(みみずいづる)

七十二候 季節を楽しむ

立夏 次候 蚯蚓出(みみずいづる)」で春を感じよう
2025年5月10日〜14日

春の土からこんにちは

🪱ミミズ、あなた誰?

「蚯蚓出(みみずいづる)」って、最初に聞いたときは「誰?漢字からして強そう…」と思いませんでした?
読み方は「みみずいづる」。その名の通り、ミミズが地中からひょっこり顔を出す頃合いなんです。

ミミズって、ちょっと苦手……という人も多いかもですが、実はすごい働き者。
土を掘り、空気を通し、フンは土の栄養に。そう、彼らはまさに「地面の下の耕運機」!

「出しゃばりすぎないけど、ちゃんと大事な仕事してる」なんて、ちょっと理想の生き方かも?(笑)


🌼最近の“春感じる”エピソード

私も先日、お庭の鉢植えにお水をあげていたら、プルンと動く何かが……
「あっ!出たなミミズ!」と声を出してしまいました(笑)

ちょっとビックリはしたけど、「ああ、春だなぁ〜」「土も元気になってきたんだなぁ〜」って、なんだかうれしくなったんです。

季節の変化って、こんなちっちゃな瞬間にもひょっこり顔を出してくるんですねぇ。


🌿この時期におすすめ!“土”を感じるアロマたち

〜地中の香りに癒される、グラウンディング精油たち〜

春は気温や環境の変化で、自律神経がゆらぎやすくなる時期。
そんなときこそ、ミミズのように(?)“地に足をつける”ような、落ち着きと安定感をくれる香りを取り入れてみましょう✨


🪵パチュリ(Pogostemon cablin)

香りの特徴:湿った土、墨汁、ウッディで少し甘い
主な成分:パチュロール(Patchoulol)、α-ブラジレン、セスキテルペン類
作用:精神安定、抗炎症、皮膚修復、抗うつ
おすすめの使い方:おやすみ前のディフューズや、オイルに混ぜて足裏マッサージに◎

「ふわっと重たい香りが、ふかふかの森の土に寝転ぶような安心感をくれます。考えごとがグルグルしがちなときにぴったり!」


🌲シダーウッド・アトラス(Cedrus atlantica)

香りの特徴:ドライで落ち着いた木の香り、スモーキー
主な成分:セドロール、セドレン、アトラントン(セスキテルペン類)
作用:鎮静、抗菌、皮脂バランス調整、むくみケア
おすすめの使い方:朝の深呼吸タイム、寝室の芳香浴、スカルプケアにも◎

「森林浴気分で深呼吸すると、フッと肩の力が抜けるよう。自分の中心に戻る感覚が心地よいんです。」


🌾ベチバー(Vetiveria zizanioides)

香りの特徴:スモーキーで深く、湿った大地のような香り
主な成分:ベチベロン、ベチボール、クジン、セスキテルペノール類
作用:強力なグラウンディング、鎮静、神経強壮、不眠改善
おすすめの使い方:香りが強いので、他の精油と1滴だけブレンドするのがコツ

「“根っこ”の精油とも呼ばれるベチバー。香りはクセがあるけど、心が不安定な時に芯からどっしり支えてくれる存在感は抜群!」


🌼ブレンドのヒント

これらをブレンドして、春の“地に足つける”アロマミストを作るのもおすすめです:

スイートオレンジ 2滴(明るさをプラス✨)
→ 無水エタノール+精製水でルームスプレーに♪

パチュリ 1滴

シダーウッド 2滴

ベチバー 1滴


✨さいごに

「蚯蚓出」と聞いて、苦手意識を持ってたミミズも、少しは“春の使者”として愛しく思えてきたでしょうか?

自然は、ほんの小さな変化で季節を教えてくれます。
あなたの周りにも、「あっ、春だな」と感じる出来事はありましたか?

コメントでぜひ教えてくださいね🍀
次回は「竹笋生(たけのこしょうず)」にちなんで、春の味覚に迫ってみようかな…ふふふ。

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