2023年10月21日放送の『1億3000万人のSHOWチャンネル』では、「クイズ!大人の社会科見学~京都編~」として、伏見稲荷大社、二条城、東寺が紹介されました。
京都を代表する、見ごたえのある場所ばかりです。
番組を見ていると、
「せっかく京都へ行くなら、3か所とも巡ってみたい」
と思いますよね。
ところが地図を開いてみると、伏見稲荷大社は京都駅の南東、東寺は南西側、二条城は市内中心部。
あら、思ったより離れている。
本当に1日で巡れるのでしょうか。
先に結論を言うと、伏見稲荷大社を千本鳥居付近までにすれば、3か所を1日で巡れます。
ただし、稲荷山のお山めぐりまで入れると話は別。
同じ「伏見稲荷へ行く」でも、どこまで歩くかによって、その後の一日がまるで違ってきます。
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SHOWチャンネル京都編で訪れた3か所
| 放送日 | 2023年10月21日 |
|---|---|
| 番組名 | 『1億3000万人のSHOWチャンネル』 |
| 企画 | クイズ!大人の社会科見学~京都編~ |
| 紹介された場所 | 伏見稲荷大社・元離宮二条城・東寺 |
番組では、国宝や世界遺産が残る3か所を訪ね、建物の歴史や、普段はなかなか見る機会のない場所を紹介しました。
今回は番組内容をもう一度まとめるのではなく、
実際に同じ3か所へ行くなら、どう巡ればよいのか
を考えてみます。
これから紹介する順路は、番組内で回った順番ではありません。拝観時間と移動のしやすさから考えた、いつつはネット独自のモデルコースです。
朝は伏見稲荷大社から始めたい
3か所を1日で巡るなら、最初は伏見稲荷大社です。
伏見稲荷大社には閉門時間がなく、早朝から参拝できます。
一方、東寺と二条城には拝観受付の終了時間があります。特に二条城は、あまりのんびりしていると、到着した頃には見学時間がわずか……ということにもなりかねません。
そこで、朝は伏見稲荷大社。
続いて東寺。
最後に二条城。
この順番なら、時間を有効に使えます。
こんな流れなら1日で巡れそう
| 時刻の目安 | 行程 |
|---|---|
| 7:30 | 伏見稲荷大社に到着 |
| 7:30~9:00 | 本殿・千本鳥居・奥社奉拝所付近を参拝 |
| 9:00~9:45 | JR稲荷駅から京都駅へ戻り、東寺へ移動 |
| 9:45~11:15 | 東寺を拝観 |
| 11:30~12:30 | 京都駅・東寺周辺で昼食 |
| 12:30~13:15 | 地下鉄などで二条城へ移動 |
| 13:15~15:30 | 二条城と二の丸御殿を観覧 |
| 15:30以降 | 城内でひと休み、または周辺を散策 |
電車に乗っている時間だけを見ると、それほど長くありません。
でも京都の観光は、駅に着いてからも歩きます。
駅まで歩く。乗り換える。入口から境内を歩く。そして、つい写真を撮る。
「電車で10分なら、15分後には次の場所に着くでしょう」
これが、なかなかそうはいかないのです。
移動には30~45分ほど見ておくと、途中で小走りにならずに済みます。
伏見稲荷大社は、どこまで行くかで大違い

伏見稲荷大社へ行く前に決めておきたいのが、参拝する範囲です。
本殿を参拝し、千本鳥居を通って奥社奉拝所付近まで行くなら、目安は60~90分ほど。
朝7時30分頃から参拝を始めれば、9時頃には次の場所へ移動できます。
ところが、稲荷山を一周する「お山めぐり」まで行くとなると、約4キロ、約2時間。
しかも、これはただ平らな道を4キロ歩くのとは違います。
坂道あり、石段あり。
参拝して、写真を撮って、途中で景色を眺めて、ちょっと休んで……と考えると、3時間ほど見ておいた方がよさそうです。
鳥居が続くと、もう少し先まで行ってみたくなるんですよね。
そして、その「もう少し」が積み重なると、午後の二条城が駆け足になります。
朝から伏見稲荷大社をじっくり楽しむのか、番組で紹介された3か所を巡るのか。
ここは最初に決めておきましょう。
伏見稲荷大社の基本情報
- 住所:京都市伏見区深草薮之内町68
- 参拝時間:閉門なし
- 参拝料:境内無料
- 授与所:8時~18時
- 休み:年中無休
- JR奈良線「稲荷駅」下車すぐ
- 京阪本線「伏見稲荷駅」から徒歩約5分
京都駅からJR奈良線に乗ると、稲荷駅までは約5分。駅を出ると、伏見稲荷大社はすぐ目の前です。
3か所を巡る日は、車より電車の方が動きやすいでしょう。駐車場を探す時間も、渋滞の心配も減らせます。
東寺の五重塔は、いつでも中へ入れるわけではない

伏見稲荷大社から京都駅へ戻ったら、次は東寺へ向かいます。
京都駅八条口から徒歩約15分。近鉄京都線の東寺駅からは徒歩約10分です。
新幹線の窓から、東寺の五重塔を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
「あ、京都に着いた」
五重塔が見えると、そんな気持ちになります。
東寺の五重塔は高さ約55メートル。木造の塔としては日本一の高さを誇ります。
ただし、五重塔の初層内部は、いつでも拝観できるわけではありません。
金堂・講堂は通年公開されていますが、五重塔初層や宝物館は特別公開の期間だけです。
「SHOWチャンネルで見た五重塔の中へ入ってみたい」
そう思って出かけても、訪れた日には公開されていなかった、ということがあります。
ここは行ってから驚くより、出発前に確認しておきたいところです。
東寺の基本情報
- 住所:京都市南区九条町1
- 開門時間:5時~17時
- 金堂・講堂:8時~17時
- 拝観受付:16時30分まで
- 通常期の金堂・講堂:大人800円
- 京都駅八条口から徒歩約15分
- 近鉄京都線「東寺駅」から徒歩約10分
通常期の金堂・講堂は大人800円ですが、五重塔や宝物館の特別公開期間には料金が変わります。
その日に見られる場所と料金は、東寺公式サイトの年間スケジュールで確認できます。
最後の二条城は、午後4時到着では遅い

3か所目は、元離宮二条城です。
二条城は地下鉄東西線「二条城前駅」からすぐ。初めてでも行きやすい場所です。
ただし、ここで注意したいのが時間です。
二条城の最終入城は午後4時。二の丸御殿の観覧受付は午後4時10分までです。
では、午後4時に着けばよいのかというと、それでは城内をほとんど見られません。
二の丸御殿を見て、庭園を歩いて、建物の細かなところにも目を向けるなら、遅くとも午後2時頃には到着したいところです。
せっかくたどり着いたのに、
「急いでください、もう閉まります」
では、ちょっと悲しいですものね。
二条城の基本情報
- 住所:京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
- 開城時間:8時45分~16時
- 閉城:17時
- 二の丸御殿受付:8時45分~16時10分
- 入城料:一般800円
- 入城+二の丸御殿:一般1,300円
- 地下鉄東西線「二条城前駅」下車すぐ
- 休城日:12月29日~31日
休城日とは別に、二の丸御殿には観覧休止日があります。
1月・7月・8月・12月の火曜日や年末年始などは、二条城へ入れても二の丸御殿を見られない場合があります。
また、本丸御殿は事前予約制です。
「二条城は開いている」と確認するだけでなく、自分が見たい御殿まで見学できる日なのかも確認しておきましょう。
二条城の前売り券は、時期によってオンラインで取り扱われることがあります。
当日の販売状況や利用できる券を、出かける前に確認しておくと安心です。
※本丸御殿は別途、日時指定の事前予約が必要です。利用する券の内容を確認してからお申し込みください。
お山めぐりをするなら、2日間の方が楽しめる
伏見稲荷大社のお山めぐりもしたい。
東寺の特別公開もじっくり見たい。
二条城では本丸御殿まで観覧したい。
それなら、2日に分けた方が楽しめます。
全部見ようとする気持ちはよく分かります。せっかく来たのですから、見逃したくありません。
でも、朝から晩まで時間と競争する京都旅は、なかなか疲れます。
1日目は伏見稲荷大社と東寺
朝から伏見稲荷大社へ向かい、稲荷山のお山めぐりをします。
約4キロの道のりには、坂道や石段があります。歩きやすい靴で出かけましょう。
下山後は、まずひと休み。
昼食を取ってから東寺へ向かえば、午後は特別公開も含めてゆっくり見学できます。
2日目は二条城へ
翌日は二条城を訪れます。
二の丸御殿だけでなく、予約して本丸御殿も観覧するなら、2時間以上は確保しておきたいところです。
朝から向かえば、閉城時間を気にして時計ばかり見る必要もありません。
二条城の見学後に、別の京都散歩を組み合わせる余裕も生まれます。
休憩も、最初から予定に入れておこう
京都の観光は、思っている以上に歩きます。
駅から近いと聞いて安心していたら、境内や城内が広かった。
これは京都観光ではよくあることです。
朝は元気でも、最後の二条城に着く頃には足が重くなっているかもしれません。
休憩は、時間が余ったら取るものではなく、最初から予定に入れておく方が安心です。
伏見稲荷大社の境内でひと休み
伏見稲荷大社の休憩所「啼鳥菴」には、日本茶カフェ「稲荷茶寮」があります。
宇治茶や甘味を楽しめるので、参拝後にひと息つきたいときにぴったりです。
ただし、早朝参拝のあとに開店を待つと、その後の予定が遅くなることもあります。
3か所を巡る日は時間と相談。お山めぐりをする日なら、ゆっくり立ち寄りたいですね。
昼食は京都駅周辺が動きやすい
1日で3か所を巡るなら、東寺を見たあと、京都駅周辺で昼食を取ると移動が楽です。
京都駅には飲食店が多いため、混んでいたら別のお店を探しやすいのも助かります。
東寺周辺でもう少しゆっくりしたい場合は、梅小路京都西駅近くの「笹屋伊織 別邸」も候補になります。
老舗の京菓子店が手がけるカフェで、甘味を楽しめます。
ただし、3か所を巡る日には少し寄り道になります。時間に余裕がある日にどうぞ。
二条城内で最後のひと休み
二条城の大休憩所には、飲み物を購入できるカフェコーナーや、軽食を扱うイートインがあります。
朝から歩いた日の最後に、城内で座ってひと休み。
もう次の拝観時間を気にしなくてよいので、ここでようやくホッとできそうです。
朝から巡るなら、京都駅周辺に前泊する方法も
朝7時30分頃から伏見稲荷大社を参拝するなら、京都駅周辺に前泊すると動きやすくなります。
京都駅を拠点にすると、
- 伏見稲荷大社へはJR奈良線
- 東寺へは徒歩または近鉄
- 二条城へは地下鉄
と、3か所すべてへ公共交通機関で向かえます。
遠方から当日の朝に京都へ入り、それから3か所を巡ることもできます。
ただ、伏見稲荷大社へ到着する時間が遅くなれば、混雑も増え、その後の予定も詰まってきます。
早朝の伏見稲荷大社から始めたい方は、前泊も含めて考えてみてください。
3か所を巡れるかは、伏見稲荷で決まる
伏見稲荷大社、東寺、二条城は、1日で巡れます。
ただし、伏見稲荷大社を「千本鳥居まで見る」のか、「お山を一周する」のかで答えは変わります。
千本鳥居と奥社奉拝所付近までなら、朝の伏見稲荷大社から始めて、東寺、二条城へ進む1日コースが現実的です。
お山めぐりまで楽しみたいなら、2日間に分けた方がよいでしょう。
せっかく京都まで行ったのに、時計ばかり見ながら歩くのはもったいないですものね。
番組で知った歴史や建物を、今度は自分の目で確かめる。
途中でお茶を飲んだり、五重塔を見上げたり、少し立ち止まったり。
そんな余白も残しながら、大人の社会科見学を楽しみたいですね。
京都駅周辺には、新幹線を降りてから歩いて向かえるホテルも多く、朝早く出発する日の拠点に便利です。
宿泊日をまだ決めていなくても、どんなホテルがあるのか先に確認できます。



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