富士山の湧水をたどって三島さんぽ|源兵衛川から三島梅花藻の里へ

おでかけ

三島駅を降りて、少し歩けば水のある風景。

静岡県三島市には、富士山からやってきた湧水が街の中を流れています。

有名な観光スポットを次々に巡るのもいいけれど、ここでは少し歩く速度を落として、水の流れについていくように街を歩いてみるのも楽しそうです。

木陰を歩いて、川の音を聞いて、ときには飛び石を渡る。

途中で小さな花を探したり、冷たい甘いものを食べたり。

今回は、そんな**「水の都・三島」を楽しむ散歩**をたどってみます。

三島の水は、どこからやってくる?

三島の街を歩いていると、あちらこちらで水に出会います。

その水のふるさとは富士山。

富士山周辺に降った雨や雪は、地下へ染み込み、長い時間をかけて三島周辺で湧き出します。

その代表的な場所のひとつが、三島駅南口からすぐの楽寿園です。

園内の小浜池などから湧き出す水は源兵衛川へと流れ、市街地を通って中郷温水池へ。

源兵衛川は全長約1.5km。農業用水として利用されながら、今では三島を代表する水辺の散策スポットにもなっています。

三島市観光Web「源兵衛川」

駅のすぐ近くから、こんな水辺散歩を始められるというのが三島のおもしろいところです。

源兵衛川では、水のすぐそばを歩いてみる

源兵衛川へ来たら、川を眺めるだけではちょっともったいない。

場所によって飛び石や木道が設けられていて、水のすぐそばを歩けるのが魅力です。

水温は年間を通しておよそ15~16℃。

暑い季節なら、流れる水を見ているだけでも少し涼しく感じられそうです。

そして初夏にはホタルも。

三島市観光協会では源兵衛川周辺のホタル情報も発信していて、2026年にも飛翔が確認されています。

三島市観光Web「ホタル情報」

季節が変われば、同じ川でもきっと景色が変わるのでしょうね。

春の新緑、初夏のホタル、夏の冷たい水、秋の紅葉。

一度訪れて終わりではなく、季節を変えて歩いてみたくなる川です。

水の苑緑地で、ちょっとひと休み

源兵衛川沿いを歩いていくと、水辺をゆっくり楽しめる場所があります。

水の苑緑地です。

川の流れや植物を眺めながら、少し足を止める。

目的地へ急ぐというより、こういう場所で何もしない時間を過ごすのも、水辺散歩の楽しみかもしれません。

そして、この一帯には2026年9月にテレビ朝日系『相葉ヒロミのお困りですカー?』で再生された「水の庭園」もあります。

番組では、長く十分な手入れができなかった池や井戸を整備。

生き物を調査しながら水辺を再生し、2つの浮島も新しく生まれ変わりました。

そのひとつが、相葉雅紀さんが手掛けた**「相葉アイランド」**。

テーマは「両A面」。

苔やイロハモミジなどを使い、一方向だけを正面にするのではなく、見る場所によって違った表情を楽しめるように作られています。

番組を見ていなくても、ここを訪れたら少し場所を変えながら眺めてみるとおもしろそう。

「私はこっちのA面が好き」

なんて、自分のお気に入りの角度を探してみたくなります。

水がきれいだからこそ暮らせる、小さな生き物たち

源兵衛川を歩くなら、景色だけでなく水の中もちょっと覗いてみたくなります。

水の庭園を調査した際にも、ホトケドジョウやヌマムツ、アブラハヤ、カワヨシノボリ、ヌカエビ、カワニナ、ニホンイシガメなど、さまざまな生き物が確認されました。

川沿いを歩いていると、つい目的地ばかりを目指してしまいますが、ときどき立ち止まって水の中を見る。

そんな楽しみ方も三島には似合いそうです。

もちろん、生き物は捕まえたり動かしたりせず、そっと眺めるだけ。

「何かいるかな?」

それだけでも、水辺散歩がちょっと楽しくなります。

小さな白い花「ミシマバイカモ」を探しに

三島の水を楽しむなら、ぜひ見てみたい植物があります。

**ミシマバイカモ(三島梅花藻)**です。

冷たくきれいな水の中で育つ水草で、梅の花に似た小さな白い花を咲かせます。

その姿から「梅花藻」。

三島梅花藻の里では、このミシマバイカモが育てられています。

三島市によると花の時期はおおむね5~9月ですが、場所によっては一年を通して花を見ることもできるそうです。

三島市「三島梅花藻の里」

大きな花畑を見るのとは、また違った楽しさ。

水の中に咲く小さな白い花を見つけたら、ちょっとうれしくなりそうです。

水辺を歩いたら、雅心苑で冷たい甘いものを

たくさん歩いたら、そろそろ甘いものが欲しくなるころ。

そこで立ち寄ってみたいのが雅心苑 三島店です。

三島店は佐野美術館の向かいにあり、和菓子だけでなく洋菓子も扱うお店です。

雅心苑 公式サイト・店舗案内

そして夏なら気になるのが、アイスキャンディー。

実は『相葉ヒロミのお困りですカー?』の三島ロケでも雅心苑のアイスキャンディーが登場し、相葉さんが食べていたのはいちごでした。

源兵衛川を歩いたあとなら、冷たいアイスキャンディーはおいしいでしょうね。

番組と同じものを選んでみるのもいいし、自分の好きな味を選ぶのもいい。

こういう小さな寄り道が、あとで旅の記憶に残ったりします。

もう少し歩けそうなら、三嶋大社へ

水辺散歩だけで帰るのが惜しくなったら、三島を代表する場所にも足を延ばしてみたいところです。

三嶋大社は伊豆国一宮として知られる神社。

源頼朝とのゆかりでも知られ、境内には国の天然記念物に指定されているキンモクセイもあります。

三嶋大社 公式サイト

源兵衛川とはまた違う、静かな時間を過ごせそうです。

水辺を歩いて、三嶋大社へ。

そんなふうに「何かを見るため」だけではなく、街そのものをゆっくり歩く一日にしてもいいですね。

日帰り?それとも三島に一泊?

三島は東海道新幹線が停車するので、日帰り旅にも向いています。

でも、水辺をゆっくり歩いて、三嶋大社にも寄って、ご当地のおいしいものも食べるとなると、時間を気にせず一泊するのもよさそうです。

さらに翌日は伊豆方面へ。

三島を「目的地」にしても、「伊豆への入口」にしても楽しめます。

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急がない三島旅も、いいかもしれない

有名な場所をいくつ回れたか。

写真を何枚撮れたか。

そんな旅も楽しいけれど、三島では少し違った過ごし方をしてみたくなります。

富士山からやってきた水の流れをたどって、源兵衛川を歩く。

水の中を覗いて、小さな生き物を探す。

ミシマバイカモの白い花を見つけたら、ちょっとうれしくなる。

疲れたらアイスキャンディーをひとつ。

そしてまた、水の音を聞きながら歩く。

「今日は、水について歩いてみよう。」

それくらいの予定で出かける三島も、きっと楽しいと思います。

『相葉ヒロミのお困りですカー?』三島・源兵衛川の水の庭園が復活!相葉アイランドは「両A面」【9月24日】
2026年9月24日放送の『相葉ヒロミのお困りですカー?』は、3週連続スペシャルの第2弾。今回の舞台は、静岡県三島市を流れる源兵衛川です。富士山の湧水が流れ、ホタルの名所としても知られる源兵衛川。その中腹にある「水の庭園」が、今回のお困りス…

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